早期発見でも難しい

以前ニュースで乳がんの患者が取り違えられて、乳がんではない女性が乳房を切除されるといった事故がありました。あってはいけない事故ですし、本当の女性患者の治療が遅れたことも悔やまれることの一つです。

女性にとって乳がんは他のがんよりも辛い病気の一つです。日本ではある年齢に達したら、予防医学の見解から乳がん検診が受けられるようになっています。なかなか受診する女性が少ないようですが、がんは早期に発見すれば根治が可能な病気になっていますので、是非定期的に検診は受けて欲しいものです。

実は、がんがレントゲンで見つかるのはかなり進行してからになるそうです。ある程度の大きさにならないとレントゲンでは見つけることが出来ないのです。しかも乳房は脂肪が多いので、レントゲンなどでもなかなか見つけることが難しい病気でもあります。女性は自分が乳がんだと分かるととてもナイーブになります。それがどれほど初期のものであって、根治が可能なものであってもこればかりは女性にしか分からない感情ではないでしょうか。

このような女性の看護をするにあたって、看護師は元気すぎる人も敬遠されそうです。気分が沈みがちなので明るく、と考えるのかもしれませんが、落ち込んでいる患者に対して必要以上に元気を振りまくのは逆効果になってしまう気がするのです。
笑顔は必要ですが、いたわる気持ちが伝わるような看護が出来ればよいのではないかと思います。難しいことですが、女性患者の気持ちになることで看護の仕方が変わってくるのではないかと思います。
常に笑顔でありながら押し付けがましくなく、癒しを与えるような看護が出来ると女性患者も治療に専念出来るようになるのではないでしょうか。